オタワルの医術師ホッサルとミラルは、祭司医・真那の招きに応じて、安房那を訪れる。そこでそれぞれの医術の在り方が異なることを感じたホッサル。やがて次期皇帝争いに巻き込まれ…。「鹿の王」の、その先を描く命の物語。