書き始めの苦しみ、対象との距離感、「書く」と「読む」のバランス、まとはずれな誹謗中傷のやり過ごし方、前期高齢者になってからの変化…。群ようこが物書き生活のなかで考えてきたことを綴る。『小説新潮』連載を単行本化。